アサッテの人/諏訪哲史

アサッテの人

アサッテの人


第137回芥川賞受賞作品。難しいの一言。哲学的で何が言いたいのかよく分からなかった。でも、脈々とやって来る今日のいう日常とは別のところにある「アサッテ」には共感できる。誰も知らないアサッテな自分を死角で見せる行為は、誰にでもある欲求なのではないだろうか。ポンパな本だった。