鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール作者: 野口嘉則出版社/メーカー: 総合法令出版発売日: 2006/05/10メディア: 単行本購入: 24人 クリック: 448回この商品を含むブログ (212件) を見る 家 ベストセラーになっている割には、評判が悪いのでどん…

恋愛中毒 (角川文庫)作者: 山本文緒出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2002/06メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 62回この商品を含むブログ (129件) を見る 家 ２回目。面白い。というか、プロットが凄い。最初の新人社員くんの一人称の部分で、ストーカー…

ブラック・ティー (角川文庫)作者: 山本文緒出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1997/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (48件) を見る 家 この本を読んだのは、２回目。人の中にあるイメージとのギャップを集めた短編集というべ…

2006年文學界12月号 文學界新人賞受賞作品 ホラー？ＳＦ？この賞はどちらかというと、純文学ではなかったか？といいたくなる内容だった。The Flyという人間がハエになってしまう映画を思い出した。オカメインコを食べてオカメインコになってしまうとは……。高…

文學界２００６年１２月号 文學界新人賞受賞作品。なるほど、これが新人賞を獲る作品かと納得しながら読んだ。どんなに不合理なことが降りかかっても、ただ坦々と決められた家事をこなしてゆく主婦。それはとても不気味だ。大きくなり続ける豚を和室で買い続…

文藝 2006年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/10/07メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ (39件) を見る 文藝2006年冬号 喫茶店を営んでいた老年の夫婦が、クアラルンプールで暮らす。会社に見切りをつけ、東京の喫茶…

文藝 2006年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/10/07メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ (39件) を見る 文藝2006年冬号 文藝新人賞受賞作。自閉症？の私の一人称で書かれているが、実はヘンリエッタが主人公なのかも…

執筆前夜―女性作家10人が語る、プロの仕事の舞台裏。 (ラセ)作者: CW編集部出版社/メーカー: 新風舎発売日: 2005/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (27件) を見る 南図書館 一番驚いたのは、意外にもプロットを作らずに小説を…

私の中のもう一人の私作者: 家田荘子出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 1999/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 南図書館 不倫妻のルポタージュ。のはずなのだけれど、作り話っぽい。別に家田さんが捏造したと言うわけではないけれど、ど…

文藝 2006年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/10/07メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ (39件) を見る 文藝2006年冬号 文藝新人賞受賞作品 人なんてものは、所詮「無」であることを、難しい哲学を使わずに表現してし…

文藝 2006年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/10/07メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ (39件) を見る 文藝2006年冬号 「夢を与える」という言葉は汚いと綿矢は言う。農業を営む人は「米を与える仕事です」とは言わ…

ルージュ (角川文庫)作者: 柳美里出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (14件) を見る 南図書館 ちょっとフェミズム的な作品。女性が化粧することと、男性がネクタイをすることとが同義らしい。化粧は自分を美しく魅…

チェリーブラッサム (角川文庫)作者: 山本文緒出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2000/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (15件) を見る 家 脅迫文の「越」の文字がオーケストラのチラシから切り取ったものだと判明したところで、最後のオチまで透けて見…

ノンパラ―パラサイトしない女たちの「本当」作者: 山本貴代出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2001/04メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る 南図書館 ノンパラ。ノンパラサイトな三十代の女性を集めた本。ノンパラは綺麗…

人質カノン作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1996/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る 南図書館 宮部みゆきさんにしては、切れがないような。いじめネタの短編集。いじめの切実さが出ているわけでもなく、サスペンスとし…

グラスホッパー作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/07/31メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (364件) を見る 南図書館 バッタ。バッタは密集すると、黒く進化してより遠く飛べるものが出てくるらしい。人間…

結婚願望 (角川文庫)作者: 山本文緒出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (26件) を見る 南図書館 世の女性の結婚したいロジックを、山本文緒氏なりに組み立てている本。 「独身でいることを選んでいるが、結婚した…

羊をめぐる冒険作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 1982/10/13メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (97件) を見る 南図書館 言わずと知れた８０年代の村上春樹作品。もう二十年近く前の小説なのに、古さを感じさせない…

家族を「する」家―「幸せそうに見える家」と「幸せな家」作者: 藤原智美出版社/メーカー: プレジデント社発売日: 2000/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (6件) を見る 南図書館 家族関係の希薄さを「家」という切り口で説明す…

まほろ駅前多田便利軒作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 98回この商品を含むブログ (380件) を見る オール読物９月号 第１３５回直木賞受賞作品 平たく言うと、便利屋事件簿。 ドラマ化を狙った…

風に舞いあがるビニールシート作者: 森絵都出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/05メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 31回この商品を含むブログ (257件) を見る オール読物９月号 第１３５回直木賞受賞作品 この小説が好きな人ならば、江國香織さんの…

八月の路上に捨てる作者: 伊藤たかみ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/08/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (133件) を見る 文芸春秋 第１３５回芥川賞受賞作品。 夢と離婚と貧乏と、という良くあるテーマをつなぎ合わ…

初恋温泉作者: 吉田修一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/06/26メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (82件) を見る 坂口に借りた ５編の温泉をテーマにした恋愛小説。 で？と言いなくなるようなラストばかり。 余韻を残しているのか、単…

東京湾景作者: 吉田修一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/09/26メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (94件) を見る 南図書館 石田依良系？さわやか恋愛小説という感じかな。 小説家のキャラが、今一歩立ち上がりきれていなかったような…

太陽待ち (文春文庫)作者: 辻仁成出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/02メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る 南図書館 辻作品というよりは、村上春樹作品という感じの展開だった。 藤沢が井上監督にランドセルの中身を飲ませる意味はあった…

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)作者: 西林克彦出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/09/20メディア: 新書購入: 15人 クリック: 869回この商品を含むブログ (165件) を見る 家 恐ろしいことに、この西林さんの思うがままにわかった…

今、何してる?作者: 角田光代出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2003/05/17メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (23件) を見る 南図書館 角田さんの恋愛感を吐露するエッセイ。う〜ん、ちょっとつまらなかった。というより、私は…

幸福な結末作者: 辻仁成出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/05/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る 南図書館 不気味な話だった。心臓移植したレシピエントが、ドナーの記憶を持つことがあるという話を、昔、テレビで観たことがある。…

愛と永遠の青い空作者: 辻仁成出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2002/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 南図書館 主人公は75歳。出てくるのは老人と中年だけだが、紛れも無い青春小説だった。 ちょっとクサイ話だなと思いながら読んでい…

そして私は一人になった (幻冬舎文庫)作者: 山本文緒出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2000/08メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (31件) を見る 家 １９９６年の一年間の山本文緒氏の日記。１９９６年と言えば、嫌だった部署から異動した年だ…