終の住処/磯崎憲一郎

終の住処

終の住処


第141回芥川賞受賞作品。主人公の人生をギュッと丸めたような小説。この小説は主人公の臨終の間際の走馬燈なのではないだろうか。不思議な小説でどう思ったらいいのか分からなかったが、芥川賞選考委員のセンセたちの選評を読んで、なるほど、そう読めばいいのかと合点がいった。