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文學界6月号

文学界 2006年 06月号 [雑誌]

文学界 2006年 06月号 [雑誌]


文學界新人賞受賞作「風化する女/木村紅美」を読んだ。どこにでもいそうなハイミスOLがある日突然死する。これまたどこにでもいそうな寿退社を目前に控えたOLが鳥取まで葬式に行ったり、ハイミスOLのアパートを片付けに言ったり、ハイミスOLが行くはずだった北海道のオホーツク海沿岸の町に出向いたりする。主人公はあくまでも普通。ハイミスOLも普通。けれど、死んだハイミスOLを鮮やかに浮かび上がらせて見せている。