論理と感性は相反しない/山崎ナオコーラ

論理と感性は相反しない

論理と感性は相反しない


主義、こだわり、居場所、目指す道。そんなものを大事にしている人々のアンソロジー。かな、と思う。山崎ナオコーラ自身の作家人生が少し垣間見れる部分もある。三十歳手前の作者が大台を超える一歩手前で、作家として、社会人として、そして女としてもがいているようにも見えた。