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闘うバレエ/佐々木忠次

闘うバレエ―素顔のスターとカンパニーの物語 (文春文庫)

闘うバレエ―素顔のスターとカンパニーの物語 (文春文庫)


インプレッサリオである佐々木忠次氏のバレエを芸術として日本人に認知させ、成功してゆくまでのバイオグラフィ。日本へのバレエの本格導入、そして日本のバレエ団の世界進出をプロデュースしてきた佐々木氏が、バレエの歴史とともにその苦労と魅力を語っている。有名コリオグラファー(振付師)や有名ダンサーの名前が当然のように登場するので、バレエの知識がないとちょっとツライ場面もあるのだけれど、基本的には素人でも読みやすいように工夫がされている。東京バレエ団を世界に羽ばたかせるために、海外からコリオグラファーやダンサーを招聘してゆく。海外ダンサーからも信頼されてる人柄、それゆえの人脈、戦略の凄さ、何よりも佐々木氏自身がバレエをこれ以上ないというくいらいに愛していることが伝わってくる作品。バレエは一度も見たことがないけれど、見に行きたくなった。