とかげ/よしもとばなな

とかげ (新潮文庫)

とかげ (新潮文庫)


アンソロジー。ほとんどわけがわからず読んだのだけれど、あとがきを読むとテーマは「癒し」なのらしい。癒してるか?いや登場人物たちは癒されていたか?混沌とした状況に置かれた、もしくは自分で作ってしまった主人公たちが仕方なくその場にいることに慣れてゆくという印象だった。もしかして、慣れるって、癒しと共通する部分があるのか?