問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門/横田尚哉

問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門

問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門

  • 作者: 横田尚哉
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2010/08/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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点字ブロックのファンクショナル分析の章をチラッと読んで、衝動買いしてしまったのだけれど、正直言って期待はずれだった。例えば判子。承認のファンクショナルを考えるのだけれど、「電子判子ではただハンコの世界から抜け出せていない」と切り捨てておきながら、横田さんが提案するのは「書類と一緒にコピー機で掌を撮る」とか「顔と一緒にコピーする」とか……。そのためにそういうコピー機を開発すればいいとまで言っているし。。。それってハンコと一緒じゃないの?て言うか、判子の方が便利じゃん。承認そのものの意義というか存在をもっと新しい価値観で覆してくれるのかと期待していたので、がっくりを通り過ぎて「馬鹿じゃねーの」と声にだしてしまった。きっと横田さん自身はもっと深くモノを考えられるスゴイ人なのだろうけれど、売れる本を出したいがばかりに、その辺のモノを素材にしてテキトーに書きなぐったという感じの内容。正直言って、価値がない本だっと思う。この本のファンクショナルは何?