夜をゆく飛行機/角田光代

夜をゆく飛行機

夜をゆく飛行機


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最初に谷島<ヤジマ>を<シマタニ>と読んでしまってから、どれだけ修正しても<シマタニ>から抜け出せなくなってしまった。結局最後まで<シマタニ>酒店だった。自分の頭はどうなっているのだろう?ジンクス好きの四女が語り手の家族小説。平々凡々な家族の生活を見事なプロットで読ませている。山本文緒さんの「パイナップルの彼方」に匹敵するくらいだと思う。