灯/森村誠一

灯



久しぶりにミステリーを読んだ。ミステリーというのは、犯罪のトリックはもちろんのこと、人間の本質を鋭く洞察できないと書けないのだなあと改めて感心。この小説が書かれたのはバブルの絶頂期。その時代、ツッパリ女子高生はまだ長いスカートを履いていただろうか?それぞれの家庭が抱える殺人を犯さなければならない問題点というのが、ボケ老人と援交女子高生と引き籠もり少年の家庭内暴力ってなんだかなあ。そこんとこどうよ?