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四度目の浪花節/川上弘美

板前の俺の気持ちが良く分かる。央子さんを抱きしめたいのだけれど、それができない。すごく大切なんだけれど、どうにもできない女性。そのもどかしさが痛いほど伝わってくる。女を大切に思う男心もセックスのときのそれも川上さんはよく知っているなあと感心する。奇を衒わずに等身大の男の気持ちを上手に描けた作品だと思う。