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となり町戦争/三崎亜記

となり町戦争 (集英社文庫)

となり町戦争 (集英社文庫)



町の振興のために地方公共団体が戦争をする。現実味のない話だけれど、自分たちの利益のためならばなんでもする政治家と、自分たちに直接被害が及ばなければ何もいわない住民たちの存在は、本当にこんなことが起こってもおかしくないのではないかと思わせる。
無責任体制の中で、誰も知らずに始まり、誰も知らずに終わる。一体なんの役に立つのか分からない行事が行われ、建物が建つ。そんな世の中をスパッと切った作品。