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人生ベストテン/角田光代

人生ベストテン

人生ベストテン

南図書館

図書館では角田光代さんの小説が結構人気で、なかなか新作が借りられない。だから、この小説もなかなか借りられなかった。「買えばいいじゃん」と突っ込まれそうだが、借りられないと思うと借りたくなるのが人情というもの。待った。すごく待った。予約すればいいんだろうけど、予約するのって嫌いなんだよね。ドキドキするし。
この小説は「ごく普通の人」にフォーカスした作品を集めた短編集。普通の人々を誇大表現せず、リアルに登場させるのが角田さんはうまいと思う。物語の登場人物だけでなく、通りすがりのエキストラのような人々の描写も本当にそういう人が目に浮かぶように自然に描かれている。「人生ベストテン」の偽者同級生も、そんなのあるわけないじゃんって言いたくなるけど、角田さんにかかると本当にいるような気がしてくるから不思議。